これを関係者ではKellogg Interview Day (KID)と呼んでました。
良いタイミングなので、ちょっとKIDとその他個別面接との関係性等を説明しておこうと思います。
その前日に色々書かれても...
ってか直前にこんなブログ見てる余裕ないわ...
もっと早く言えよ...
と言われてしまいそうですが、これを見たら合格率が上がる、とかそういう内容ではないのでご安心を。
直前でやる気が出ずにブログを眺めている人、または来年以降の人のためになれば...
まず、なぜ毎年エーザイ株式会社で纏めて面接が執り行われるか?
その理由は、①Kelloggは全てのApplicantに対して面接を実施するためInterviewerもIntervieweeもそれなりに調整が大変であり、一か所で同日に執り行うメリットがあること、②エーザイの内藤社長がKellogg卒業生であることもあり、ご厚意で場所をお貸しいただいている、というだけです。
エーザイ様からはKelloggの様々な活動でサポートいただいていますので、Kelloggの一員としては激しく感謝しております。
で、受験真っ最中の知人・後輩から「面接官もエーザイの人なんですか?」とか聞かれたりするわけですが...
こらこら。
どう考えてもKelloggの卒業生がInterviewするに決まっているでしょう。
たまたまエーザイで働かれているKellogg卒業生がInterviewerとして出てくる可能性は否定できませんが。
で、KIDの仕組みを簡単に説明しますと。
- 日本人の大多数がApplyしてくる2nd Roundの締切以降、日本でのインタビューを希望するApplicantの人数規模やResume等の基本情報が、事前に決まっているInterview Coordinator(卒業直後のAlumniが担当することが多い)向けにAdmissions Officeから送られてくる
- 当該Coordinatorがエーザイの方と相談して日程と場所を確定し、日本でAlumni Interviewを希望した人向けにKIDの連絡、Interview Slot(時間枠)の申し込みリンク等を送付
- 当日、卒業してから2-3年以内のAlumniを中心としたInterviewerがそれなりの人数エーザイに集まる
- 朝から晩までInterviewer一人当たりApplicant 3人くらい、それぞれ1時間以内を目途にInterview実施
- そこから数日以内にそれぞれのApplicantのレポートをAdmissions Officeに提出
こんな感じです。
私も卒業後数年は参加してましたが、最近は後述の個別Interviewのみを対応しております。
で、この仕組み、Applicantから見るとイマイチ不透明らしく、色々な質問を受けるわけです。
なので、Kelloggや他のAlumniから怒られない程度のFAQを以下に掲載しちゃいます!!!
Q1:
他のApplicantは面接に呼ばれたと聞きました。僕は呼ばれていないのですがどうしたらいいでしょうか!?そんなことあるんですか!全員呼ぶって言ってたじゃないですか!
こーのーやーろーーーっ!!!!
A1:
大丈夫!落ち着いて!Kelloggは絶対に全員を面接に呼びます!
風説の流布か幻聴です!
ほんの僅かな可能性としては、Applicationの連絡先記載ミスやAdmissions OfficeやInterview Coordinator側の事務ミスの可能性は0%にはなりませんので、何か「絶対におかしい、呼ばれていない」と思ったら、当方まで連絡下さい。
CoordinatorかAdmissions Officeに連絡します。
(但し、本記事掲載以降のKelloggの面接ポリシー変更等が発生し、そもそも全員Interviewという仕組みが撤廃された場合は許してください。)
Q2:
エーザイでの面接日に予定が合わなかったのですが、世界を呪った方がいいですか?
A2:
全く問題ありません!だから全員面接するって言ってるでしょ!
予定が合わない方は素直に予定が合わないとCoordinatorに連絡すれば、別途個別にAlumni Interviewが設定されます。
なお、私は最近こちらの個別InterviewのみInterviewerをやっています。KIDと違い卒業直後のAlumniに当たるかどうかは分かりませんが、私みたいな卒業後数年から長くても10年くらいまでのAlumniが個別にInterviewしてくれます。
Q3:
エーザイで皆と同じ日に面接するのと別日程で個別に面接してもらうの、どっちがお勧めですか?
合理的に説明してください。
A3:
合理的に考えても感覚的に考えてもどっちでも大して変わりません。
私はどちらのInterviewerもやりましたが合否結果に有意な差が出るとは全く思いません。
立場上出来ればエーザイで開催されるKIDに行ってほしいとは思いますが、予定が合わない人などは仕方ないでしょう。
どっちがお勧めとかは無いですが、一応違いを述べると...
- KIDでは前後が詰まっているので必ず1時間以内にInterviewが終わる vs 個別ではAlumniの都合次第でInterviewが伸びたりすることがある(アピールの場が増えると捉えるか、ボロが出やすいと捉えるか)
- KIDでは卒業直後のAlumniがInterviewerになる vs 個別ではInterviewerの卒業年はまちまち(卒業直後のInterviewerの方が何かの理由で得意だったりするかどうか)
- KIDではInterviewer一人あたり2-3人見ているケースが多く評価する方も比較しやすい vs 個別では「今年の面接はこの一回」といったInterviewerも多いため絶対評価になることが多い(どっちが良いんだか悩ましい)
Q4:
エーザイで面接を受けた場合と個別の場合で、合否発表のスケジュールに差は出ますか?
差が出る場合にはエーザイでのKID開催日をTとし、個別面接日程をT1と仮定とし...
A4:
うるさい。出ません。
Kelloggはローリング方式という合格発表形式を採用しているため(少なくとも2016年までは)、そもそもApplicant毎に合否の連絡が来る日は異なるのですが、それはInterviewの日程によって生じる差では無いです。
何か他に面接の仕組み等で質問がある方は気軽にコメントか個別メールください。
上記よりは圧倒的にフレンドリー且つ優しく対応させていただきます。
では、これからInterview受ける方々、頑張ってくださいね!
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