2016年8月29日月曜日

TOEFL iBT - Writing (+ Jack, John & Jack Juniorについて)

TOEFL iBT WR (Writing)に関する纏めです。

これもSpeaking同様、誰かちゃんと英文を添削してくれる人がいないと、海外経験の無い人には辛いと思います。

そもそも正しい文章書けてるか自分で分かっていたらTOEFL苦労しないし、という禅問答のようなことを考えて見たり...。

ちなみにWritingは点数稼ぎやすいんですよ。いや、ほんとですって。


Writingについては、絶対にJackがお勧め。以前の記事「MBA受験の全記録と1年間の流れ」に掲載したTOEFL Writingの点数のように、基本的に満点が取れるようになる。


但し、諸事情があり、今はJack Juniorなる者(本当の息子ではないと思われる)が同じメソッドを教えている模様。Jack Juniorの連絡先等は本記事の最後に纏めておきました。


まずは自らが習っていたJackについて...

・月200ドルで、最大24時間に一回ペースで問題をくれ、Essayを見てくれる。また、かなり秀逸なテンプレートをくれ、彼の言う通りにしていれば、確実にTOEFL Writingで良い点が取れる。(GMAT AWAに関しても彼に習えばそれでOK)


・最初はEssayが訂正で真っ赤になって返ってくることや、「お前の英語は高校生レベルだ」、「言うこと聞かないとRefundするから辞めてもらってもいいぞ」などと言われ、かなりムカつきもしたが、途中からJackの真剣な姿勢と人間臭さが好きになり、7月頃からはJack信者に。


・尚、Jackについては色々と情報収集したものの、60歳以上でJacksonvilleにすんでいること(だからJackと名乗っている?)以外は分からなかった。とりあえずロボットが自動返信してくるわけではなく、実在している。


・そしてJackの息子であるJohnも同じメソッドで教えてくれる。Jackが手一杯だとJohnに回される。但し、Jackほどの丁寧さはなく時間にルーズ。ただ、それでも彼らのテンプレートをマスターすると点が上がる。もはや神テンプレと呼ばせていただくにふさわしい。


・Integrated Writingについては、人から教えてもらったAGOSのテンプレートを使用することである程度の点が取れたが、中々満点が取れなかったので、試験の度に試行錯誤を続け、自分なりに満点が取れる形を編み出した。


・採点は、人間の採点官とe-raterと呼ばれる自動採点の平均が採用され、あまりに乖離があるときには、3人目の人間の採点官が登場するらしい。Jackに言われた通りにやれば、早期にe-rateでは満点が出るようになる模様。人間の採点官でも満点が取れて初めて30点を叩きだせるので、このレベルには半年くらい掛かった模様。


・GMAT AWAと違い、あまり文章の内容や高尚さは問われていない。テニスが好きだ、とか、散歩は体に良い、とかそんなレベルの文章でも満点が取れる。ネイティブであれば高校生でも満点取れるはずなので、当たり前か。


・振り返ってみると、途中から転換後(Transition Words)を複数上手く使い分けるようになってから点数が安定した気もする。日本語でも「しかし」とか「そして」が何回も繰り返し使われるとかっこ悪く見えるのと一緒で、AndじゃなくてIn addition to, Furthermore, Moreoverと色んな転換語を重複しないように使えるようになると人間の採点官には見栄えが良いのだろう。e-raterもそのように設定されている可能性あり。



とまぁ、こんな感じでJackのお陰でTOEFL WritingのみならずGMAT AWAを何とか倒してきましたし、前のブログ時代から紹介依頼をいっぱい受けて対応してきました。

ところがここから様々なドラマが...


まず、2012年4月末、Jackから肩の骨を折ってしまったとの連絡あり...


階段から落ちたとのこと…


じいちゃんか!?


えぇ、おじいちゃんです。上述の通り、60歳は間違いなくいってます。


「俺がWritingを始めてから60年くらい経つが…」とか言ってたし、息子のJohnもそれなりの歳なので、まぁ普通に考えると65歳以上か。それでも5歳からWriting始めてないとダメだ。


フロリダで余生を過ごしながら、厳しくも暖かく日本人に英語のWritingを教えるおじいちゃん。


日中はバラの世話で忙しく、一度ハリケーンが来るとそれらが飛んでいくので、泣きそうになる。


相当数の生徒を紹介したこともあり、一時期はJackの住まいであるフロリダからオレンジが届いていたくらいの仲。


なお、オレンジの差出人もJackと書かれており、どこまで名前隠すんだ、このやろう!ってか腐ってるオレンジも入ってんじゃねぇか!とちょっと笑ってしまったのを良く覚えています。


良いおじいちゃんですよ、えぇ。


頑固で厳しいけど義理固い、昔ながらの職人のようなじいちゃんです。



で、要は肩の骨を折ってしまったので、しばらくメールが打てん、と。


そしてしばらくして以下のメールがJackから届く...


Hello,

I am typing this left-handed so please excuse any mistakes. I am sorry I dropped out of sight when I broke my shoulder but as you can see I still can't use my right hand and I likely will never be able to fully use it. I just hope the pain goes away. I am supposed to be taking morphine but I take Alieve instead because I don't want to become addicted to morphine.


そして、さらに肺がんになったとの連絡もあり。


この頃のメールのやり取りは本当に悲しかったです。一回も会ったことないし、顔も知らないし、声も分からないけど、自分にとっては本当にお世話になった先生だったので。

なんだか自分の恩師が弱っていくのを見るのは辛いもんです。



で、この頃から、息子のJohnがサービスを引き継いだのですが、本当に雑。親子だからって几帳面さは遺伝しなかったわけです。


とは言いながらも、Jackのメソッドが秀逸すぎたので何とかサービスは続いていたのですが、Jack/Johnと突然連絡が取れなくなったのが2015年夏。


そして2016年になって、Jack Juniorなる人物から、サービスを継承したとの連絡があった次第です。


そのJack Juniorから貰った文書を本記事の最後に転記しておきます。


正直Jack Juniorが誰だか知りませんので何の保証もできませんが、Jackのやり方を踏襲していて真面目なネイティブであれば、きっと大丈夫。それだけJackが編み出した手法は秀逸。私の受験記録を見てください。大した英語力もないのにTOEFLのWritingで満点を連発していたのは伊達ではない。


そして、こんなこと書いたら怒られちゃうかもしれませんが、$200/monthから始められるのだから一回試す価値あり。TOEFL受験料程度。MBA受験というウェディング業界に勝るとも劣らないボッタくり産業の中にあっては、何ならお得なのでは、という錯覚する引き起こす。


自分はTOEFLを8ヶ月で25回以上受けたので金銭的な感覚がマヒしているのかもしれませんが、膨大にお金がかかり、そして人生を左右するMBA受験の中にあって、$200/monthで試せる有望なサービスがあれば、とりあえず試してみても損はないのでは、と真面目に思います。


もし何か相談されたい方がいれば気軽にコメントください。Jackにしか習ってませんが、その範囲内で分かることをお答えしますね。





(以下、転記)

【注意:Jack Junior は日本語ができませんので、この案内は昔Jack に助けられた日本人がボランティアで和訳しました】

2015 年8 月16 日

Essay2day の過去クライアント様各位

Jack Junior

(essay2day.jackjunior@gmail.com)


Essay2day 新サービス開始のご案内

私 Jack Junior は、Essay2day を創設したJack から同事業を継承しましたので、下記の通り御案内申し上げます。

1. 経緯
・Essay2day は、TOEFL・GMAT 受験のWriting 対策を目的に、1997 年にJack により創設されました。Jack は多くの日本人受験生を助け、クライアントの多くが米国・欧州のビジネススクール他大学院に進学し、夢を実現しました。
・2011 年頃にJack が体調を崩したことから、Jack の息子であるJohn が中心となりEssay2dayを継承しました。しかし残念ながらJohn のサービスの質は悪く、今年2015 年初頭にはJohn自身も体調を崩し、現在ではEssay2day は停止しております。
・ 以上の状況下、Jack の余命が限られる中、私Jack Junior はJack から依頼を受け、Jack の持つノウハウ及びサービス精神を引き継ぎましたので、Essay2day を再開することを皆様に御連絡するものです。尚、私Jack Junior は、過去のJack・John の債権債務を引き継ぐものではないこと申し添えます。

2. 新サービスの内容
(1) 添削スピード
・ 原則としてメール受信後48 時間以内に英語の添削をし、メールでお返しします。

(2)添削内容
・以下 2 種類のサービスを提供します。
①「TOEFL・GMAT のWriting 対策」。
②「英語のテニオハ直し」(英語のテニオハで損をしていませんか?出願書類、アドミとのメール、レジュメ、入学後の課題提出、就職活動、就職後のビジネスライティング等。)

(3)料金
・最初 3 ヵ月間: USD 200/月で固定(添削やり放題)。
・4 ヵ月目以後:USD 100/月で固定(添削やり放題)。
(但し継続中断の場合は、他クライアント様を優先させて頂くことを目的に、USD 200/月からの再開とさせて頂きます。)

(4)支払先
・従来通りPayPal にて「essay2day.payment.jp@gmail.com」宛でお願いします。

3. 過去のクライアント様に対する無料添削サービス
・Jack Junior としての添削の質とスピード感を過去のクライアント様に御理解頂くことを目的に、2015 年12 月末迄の期間限定で、御一人様A4 で5 枚程度の英文添削(種類を問いません。TOEFL・GMAT 対策でも、通常のビジネス文書でも結構です)を無料で提供させて頂きます。添削が必要になりましたら「essay2day.jackjunior@gmail.com」まで御連絡下さい。
・尚、この案内を過去クライアント様の御友人他に転送頂くことを歓迎致します。

以 上

3 件のコメント:

  1. こんにちは、Writing Successと申します。
    元TOEFL Writing採点官、現役のアメリカの大学講師が丁寧にライティングの添削指導をいたします。
    ご要望にお応えし、この度、1カ月集中コースと2週間集中コースの提供を開始しました。
    是非ご覧ください。
    http://www.tipsfortoefl.com/services1

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  2. こんにちは、このブログから英語の勉強のモチベをいただいています。大学で交換留学のためにTOEFLiBTのスコアが必要なものです。Jackの優秀と噂のテンプレートが気になって調べてみたのですが、現在はJackJuniorのサービスは終了し、Jackieという人に引き継がれたようです。Jackieのサービスに申し込んだのですが、彼女にテンプレートは提供していないといわれてしまいました。わがままを言っているのは重々承知なのですが、テンプレートを送っていただけないでしょうか?返信もらえると嬉しいです。

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  3. そのJackieなる方は、何を教えてくれるのでしょうか?Jackと同じ方法であれば、テンプレートというかやり方は教えてくれるはずです。その方法論まで習わないと使えないやり方(テンプレート)なのです。別途メールもいただいておりますので、そちらで詳細を回答しますね。

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